ブェックション( ≧。≦)
セブ島に住んで早5年目。
空気が悪いのか、栄養が偏っているのか日本にいるよりも定期的に体調を崩します。
海外の薬は強いと聞いていたので、始めは敬遠して日本から持っていていた薬を飲んでいたのですが、あまり効かない事もあり現地の薬をきちんと理解して服用しようといろいろ調べたので、今回は一覧表を作りました。(2017年7月現在 随時更新中)
服用時は必ず薬局で確認してください。
一覧
No | 名称 | 値段 | 効果 | 成分 |
---|---|---|---|---|
1 | Bioflu バイオフル | 7.75ペソ | 解熱、鎮痛、鼻水・鼻づまり、喉の腫れや炎症 | パラセタモール500mg |
クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg | ||||
フェニレフリン塩酸塩10mg | ||||
2 | Biogesic バイオジェシック | 6ペソ | 解熱、鎮痛 | パラセタモール500mg |
3 | Advil アドビル | 8.15ペソ | 頭痛 | イブプロフェン200mg |
4 | Dolfenal ドルフィナル | 25ペソ | 鎮痛剤 | メフェナム酸500mg |
5 | solmux ソルミュックス | 10.2ペソ | 咳止め、痰切り、鼻水・鼻づまり | カルボシステイン500mg |
6 | Ascof Forte アスコフフォーテ | 5.8ペソ | 咳止め、解熱 | Vitex negundo L 600mg |
7 | Kremil-S クレミルエス | 5.4ペソ | 胃痛 | 水酸化アルミニウムゲル178mg |
水酸化マグネシウム233mg | ||||
シメチコン30mg | ||||
8 | Diatabs ダイアタブス | 6.9ペソ | 下痢 | ロペラミド2mg |
9 | Strepsils ストレプシルズ | 55ペソ | 喉の腫れや炎症 | ジクロロベンジルアルコール1.2mg |
アミルメタクレゾール600mcg | ||||
ビタミンC100mg | ||||
10 | Difflam ディフラム | 28.6ペソ | 喉の腫れや炎症 | ベンジダミン塩酸塩3mg |
11 | Salonpas サロンパス(20枚) | 85.4ペソ | 筋肉痛、打撲、肩こり | サリチル酸メチル36mn |
Iメントール33mg | ||||
dl-カンフル7.1mg | ||||
12 | Ginger Rub ジンジャーラブ(20g) | 70ペソ | 筋肉痛、打撲、肩こり | サリチル酸メチル250mg |
カンファー145mg | ||||
メントール80mg | ||||
13 | Flammazine フラマジン軟膏(10g) | 297ペソ | 火傷 |
薬局で1錠の値段になります。
1.Bioflu(バイオフル) 1回1錠


フィリピンで最も一般的な薬の1つ。
解熱・鎮痛に効果があるパラセタモールに加え、総合風邪薬に使われているクロルフェニラミンマレイン酸塩や鼻づまり解消に効果があるフェニレフリン塩酸塩も入っています。
クロルフェニラミンマレイン酸塩はくしゃみや鼻汁、気道や喉のはれや炎症、皮膚のかゆみ、目の炎症などのアレルギー症状を抑えます。
フェニレフリン塩酸塩は長期間使用すると効果が弱まったり症状が悪化する場合があるため過度の使用は避けた方が良い成分の1つです。
それほど強い薬ではないので、私は風邪っぽいなと思った時にとりあえず飲んでます。飲み続けると効き目が悪くなるので飲みすぎには気をつけましょう。あと軽い眠気を伴います。
2.Biogesic(バイオジェシック) 1回1錠


こちらもバイオフル同様、フィリピンで最も一般的な薬の1つ
成分のパラセタモールは、脳の痛みを感じる痛覚中枢に働きかけて痛みを鎮める解熱・鎮痛成分です。
セブにいると空気が悪いのか定期的に頭痛になります。
軽い頭痛のときはバイオジェシックを飲みます。ひどい頭痛の時はアドビルを飲みます。
ジェネリックもあり3ペソ程で購入できます。
3.Advil(アドビル) 1回1錠


頭痛、歯痛、腰痛、生理痛、風邪、筋肉痛、関節炎の痛みの鎮痛に効果があるイブプロフェンが入っています。
イブプロフェンは日本の市販薬にも良く使用されてます。
私の場合はひどい頭痛でもアドビルを飲んだ15分後には痛みが止みます。
4.ドルフィナル(Dolfenal) 1回1錠
他の薬と比べて少し値段が高いですが痛み止めのテッパン。頭痛や歯痛、生理痛の緩和に効果があるメフェナム酸が入ってます。
写真は500mgですが、250mgのものもあります。
胃に負担がかかるため空腹時は避けましょう。あと眠気を伴います。
私は歯痛の時に飲みましたが、服用後30分ほどで痛みが引きました。
知合いの女性は生理痛が酷いので毎月常用しています。
5.solmux(ソルミュックス) 1回1錠
気道・鼻腔・副鼻腔の粘膜を修復させ、痰や膿などを排泄しやすくする作用があるカルボシステインが入っています。
カルボシステインの主な作用は痰を排出しやすくすることですが、それ以外にも鼻水も同様に排出しやすくする作用があります。
私は風邪引いて咳がでると、バイオフルと合わせて服用します。
6.Ascof Forte(アスコフ フォーテ) 1回1錠
ラグンディはフィリピンの伝統的ハーブです。
私にはあまり効きませんでしたが薬に抵抗がある人には良いかもです。
薬があまり好きではないフィリピン人の知り合いが愛用してます。
7.Kremil-S(クレミルエス) 1回1錠
水酸化アルミニウムゲルは胃酸を中和し、胃の粘膜を保護するお薬です。胃炎や胃潰瘍に用います。
水酸化マグネシウムは便を柔らかくし宿便を取り除く効果や胃酸を抑制する効果があります。
シメチコンは溜まったお腹のガス抜きをし腹部の不快感を改善する効果があります。
8.diatabs(ダイアタブス) 1回1錠
大腸で水分を吸収するよう腸管運動を抑制して大便を硬くする効果があるロペラミドが入っています。
セブにきたばかりの時はお腹を下しがちなので、特に必需品になります。
9.Strepsils(ストレプシルズ) 2-4時間おき
いわゆる薬用キャンディー。いろんなフレーバーがありスーパーでも買えます。
2種類の殺菌成分に加えてビタミンCも配合されてて喉の炎症をやわらげます。
飴をなめることででる唾液がタンパク質や塩分を含み口の中の粘膜を保護したりウイルスの増加や粘膜への付着を防ぎます。
風邪+咳の場合は必需品ですね。
10.Difflam(ディフラム) 2-4時間おき


1粒約28.6ペソと割高ですが、鎮痛に効果があるベンジダミン塩酸塩が3mg含まれていて、ストレプシルズより効き目があります。数種類のフレーバーがありフレーバーごとに値段が少し異なります。
最近は、喉風邪の時の必需品となってます。
11.Salonpas(サロンパス)
フィリピンでも名称は同じサロンパス。
サイズが6.5cm x 4.2cmと小さいですが、筋肉痛や打撲、捻挫、外傷による腫れ・炎症改善に効果があると言われているサリチル酸メチルや筋肉痛や打撲、捻挫、外傷による腫れ・炎症改善に効果があると言われているメントールが日本のものより多く入っているので良く効きます。
あとは冷たいと感じる神経を刺激する作用があるdl-カンフルも入っているので刺激が強いです。
昔、私の祖母が病院から湿布を支給されていたのですが、薄くて刺激が強いところが似ています。
12.Ginger Rub(ジンジャーラブ)


サリチル酸メチル、カンファー、メントールが含まれてて、肩こり,筋肉痛,筋肉疲労,うちみ,ねんざ,腰痛,神経痛などのための外用消炎鎮痛剤となります。
いわるゆタイガーバーム。
13.Flammazine(フラマジン軟膏)
火傷用クリームです。火傷や皮膚感染症に効果があります。
水ぶくれがはじけ皮が一枚むけた状態だとバイ菌が入るので、このクリームをつけた患部ガーゼをあてて包帯をすると、より患部を清潔に保てます。
以上になります。薬の情報は随時更新していきます。
服用の際には必ず薬剤師に確認してからにしてください。
セブで病院に行くのは少し手間なので、出来れば薬で済ませたい気持ちは分かりますが、もしも40度近い熱がでる場合はマラリア、デング熱の可能性があるのですぐに病院に行くことをお勧めします。
また次回、セブの病院や現地で入る保険などについて書いていこうと思います。